SDGsの取り組み
SDGs活動報告
2024-08-29
2024-08-08
2024-07-09
2024-05-17
2023-11-22
2023-11-17
2023-11-08
(1~8/8件) |
2022-11-22
SDGsの取り組み
株式会社 新潟ケンベイは企業活動を通じたSDGs達成への貢献をめざしています。
SDGs(Sustainable Development Goals)とは
SDGsとは「持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals)」のことで、2015年9月の国連サミットで採択された2030年までの国際目標です。
「地球上の誰一人として取り残さない(leave no one behind)」という誓いのもと、人間、地球及び繁栄のための行動計画として、「貧困」「健康と福祉」「教育」「働きがい」「気候変動」など17の目標と169のターゲットで構成されています。
SDGsは発展途上国のみならず先進国自身が取り組むユニバーサルなものであり、日本でも積極的に取り組まれています。
- 貧困をなくそう
- 飢餓をゼロに
- すべての人に健康と福祉を
- 質の高い教育をみんなに
- ジェンダー平等を実現しよう
- 安全な水とトイレを世界中に
- エネルギーをみんなにそしてクリーンに
- 働きがいも経済成長も
- 産業と技術革新の基盤をつくろう
- 人や国の不平等をなくそう
- 住み続けられるまちづくりを
- つくる責任つかう責任
- 気候変動に具体的な対策を
- 海の豊かさを守ろう
- 陸の豊かさも守ろう
- 平和と公正をすべての人に
- パートナーシップで目標を達成しよう
株式会社 新潟ケンベイSDGs宣言
当社は1983年に「感謝のこころで社業に邁進し 明日への豊かな社会に奉仕する」の社是を制定し、
誠実(真心)、和(信頼と協調)、躍進(自己啓発と企業発展)を念頭に置き、活動を行っております。
これからもその心掛けを日々の活動の中で実践し、持続可能な社会の実現に貢献してまいります。
2022年11月22日
株式会社 新潟ケンベイ
代表取締役社長 山﨑 正敏
株式会社 新潟ケンベイ
代表取締役社長 山﨑 正敏
項 目 | 項目のテーマ | テーマにおける 重点的な取り組み | 内容 | SDGs ゴール |
地 球 ・ 環 境 | 自社の商品が作られてからお客様の手に届き消費される間の環境負荷を軽減します。 | 製造工程で工業排水が出ない方式を採用しています。お米を研ぐ必要がないので、生活雑排水を抑制し環境を保護します。 | ||
特別栽培米の取り扱い | 農薬の使用量を制限したお米を積極的に取り扱うことで、生態系の破壊を抑制しています。 | |||
多くの商品(米袋)に使われるプラスチックを減量化する取り組みを進めています。 | ||||
二酸化炭素(以下:CO2)の排出抑制に取り組んでいます。 | お客様へCO2排出量の少ない燃料を提案しています。また、酸性雨の原因となる物質の発生を抑制しています。 | |||
配送の効率化によって、CO2の排出量削減に取り組んでいます。また、運搬具等のEV化、ハイブリッド化を推進しています。 | ||||
CO2排出量削減のための省エネ機器提案 | お客様へ省エネ機器(高効率燃焼機器)の提案、普及促進を行っております。 | |||
省エネルギーや環境資源の保全に全社で取り組んでいます。 | 省エネルギー化を目指し、エアコンの適切な使用や照明のLED化、こまめな消灯に全社的に取り組んでいます。 | |||
資源の保全 | ペーパーレス化や製造過程で利用するフレコンの再利用を行っています。また、名刺や封筒の再生紙使用やバイオマスインキの使用を進めています。 | |||
環境保全活動 | 朱鷺保護活動 | 「新潟県トキ保護募金」に2005年から「佐渡市トキ環境整備基金」には2008年から参加し朱鷺の保護活動を支援しています。 | ||
中山間地水田維持の天水田米への取組 | 「天水田新潟県産 コシヒカリ」の活動で中山間地農業に付加価値を付帯することにより地域経済や森林資源の存続に寄与。また雇用創出なども促進します。 | |||
社 会 ・ 地 域 貢 献 | 製造者として安全で安心な商品を提供するとともに、健康に寄与した商品を提供します。また、捨てるもののない製造フローを確立し、資源のロスを削減します。 | FSSC22000の導入 | 安全な食品を作り続けるため、食品安全システム認証の規格を取得しています。 | |
米粉製品の販売 | 製造的視点では食品ロスをなくし、消費者的視点では食物アレルギーへ配慮した「新潟のこめ粉」を販売しています。 | |||
製造の効率化 | 「旬表示」の利点を生かした計画的な製造や物流の効率化によるエネルギー削減・食品ロスの削減を行っています。 | |||
ロス米の削減 | フードロスに関する取組として、米粉・酒粉製品・米ぬか・砕米の販売により食品廃棄物の削減、飼料用米の斡旋販売により食料自給率の向上に貢献しています。 | |||
技術開発・協力 | ロングライフ商品や無菌米飯の販売による食品ロスの削減や、バイオマス原料への提供やその仲介を行っています。 | |||
地域に根差した企業として、地域へ様々なアプローチを行っています。 | 食を通じ、地域の健康に貢献しています。 | |||
行政や法人(協会)などと連携した地域活動 | 地元密着の業態を生かし、地域の暮らしを守る様々な活動に参加しています。 | |||
「にいがた『観光振興』応援私募債」寄附 | 手数料の一部が地域の観光振興支援に充てられる<地域応援SDGs 私募債>を活用し、間接的な地域貢献に協力しています。 | |||
あらゆる方法で新潟の伝統を継承する活動に取り組んでいます。 | 地域の伝統行事への協賛 | 地域貢献活動の一環として長岡花火や小千谷花火、新潟まつりなどに協賛しています。 | ||
様々な媒体を通じた「米」にかかわる情報発信 | 情報誌やSNSを通じた米に関する知識の発信や大学生との連携、特別講義などを行い知識や発想の情報交換を行っています。 | |||
企 業 ・ 人 権 | 社員を守るための体制づくりに努めています。 | 健康を守るための環境づくり | 法規である健康診断やストレスチェックはもちろんのこと、インフルエンザワクチンへの補助制度やAEDの設置などを進めています。 | |
各種ハラスメントに対する制度 | 現状、相談窓口を設けていますが、さらにハラスメント抑制の完全性を高める制度の策定を検討します。 | |||
綿密なコミュニケーションや、働きやすい環境を促進しや社員のスキルアップを図ります。 | 人事考課制度 | 透明性の高い評価制度が実施されており、評価制度やその評価基準などについて年々より良いものを目指し、見直しを行い全社へ導入されています。 | ||
社内外での教育制度や資格取得制度 | 社員のスキルアップ施策や自己啓発の観点から資格取得を支援する制度が整っています。 | |||
自己申告書制度 | 現在の業務に関する状況やキャリアビジョン、悩みなどの情報を交換し改善する機会を設けています。 |
重点的な取り組みの詳細
無洗米の製造並びに販売
米袋の薄肉化(厚みを薄くする取組)と材質変更
2024年3月より、米袋の強度を保ちつつ厚みを薄くする取組と材質変更の取組を始めました。これらの取組により、下記実績を見込んでおります。
~2024年度における削減見込量~
現在、8アイテムを対象に取組を実施
~2024年度における削減見込量~
現在、8アイテムを対象に取組を実施
プラスチック使用削減量 | 1.03t/年 |
CO₂排出削減量 | 4.1t/年 |
今後も対象アイテムを拡大し、省資源化の取組を継続いたします。
LNGへの燃料転換
■燃料転換による環境保全
燃料には様々な種類のものがありますが、それらが同じ大きさのエネルギーを創出する際、環境に与える影響の度合いも様々です。当社が取り扱う燃料(重油・灯油・LPG・LNG)の環境負荷は、右図の通りLNGが最も低いものであり、CO₂排出量が少なくなります。
(例:重油対比LNGは約30%少ない)
また、重油に比べてLNG、LPGは酸性雨など大気汚染の原因となる「NOx(窒素酸化物)」や「SOx(硫黄化合物)」の排出量が少ない(もしくは出ない)為、環境にやさしい燃料として注目されています。
■環境負荷の少ない燃料の提案
取引先の食品工場に燃料転換を提案し、脱炭素に向けた取組として採用されました。この取組により、下記実績を見込んでおります。
~2024年度における削減見込量~
内容A重油→LNG
CO₂排出削減量 | 4,477t/年 |
今後も脱炭素に向けた取組の一つとして、CO₂排出量の少ない燃料の提案を継続いたします。
新潟酒販「共同配送」
新発田特定米穀工場の精米機更新
2024年8月、当工場の精米機を更新しました。
この取組により、消費電力量とCO₂排出量を下記のように見込んでおります。
この取組により、消費電力量とCO₂排出量を下記のように見込んでおります。
~過去実績に基づいた年間削減見込量~
消費電力削減量 | 114,100kWh |
CO₂排出削減量 | 52,500kg |
今後も、省エネルギー化とそれによるCO₂排出量の削減を推進してまいります。
六日町エネルギーセンターの低温倉庫更新
当該施設における空調設備の更新を実施しました。この取組により、下記実績を見込んでおります。
~2024年度における削減見込量~
~2024年度における削減見込量~
消費電力削減量 | 6,000kwh/年 |
CO₂排出削減量 | 2,796kg/年 |
消費効率の良い空調設備に更新することで、省エネルギー化に向けて取り組んでまいります。
照明のLED化
環境保護の観点から、照明のLED化を順次進めております。2023年度末時点で、全社にある照明のうち約3割をLED化しました。この取組により、下記実績となりました。
~2023年度実績~
~2023年度実績~
消費電力削減量 | 27,378kWh/年 |
CO₂排出削減量 | 12,895kg/年 |
引き続き、照明のLED化を推進し、省エネルギー化に向けて取り組んでまいります。
こども食堂や子育て支援事業への参加
「こども食堂」とは地域の取り組みとして、無料または安価で栄養のある食事を提供する場所のことです。
当社は、新潟市社会福祉協議会を通じ地域に点在するこども食堂へ精米の寄贈を行っています。
これからもこの活動を通じて、未来を担う子どもたちが明るく元気に成長する姿を見守ります。